スマホにはすべて携帯電話会社の通信回線にアクセスする機能があるし、タブレットにも、Cellularモデルといって、携帯電話会社のデータ通信機能がある。
Wi-Fiと違って、携帯電話会社の通信回線は有料だから、一度でも使うと、取引履歴が残り、貸し借りが生じる。
携帯電話会社には、通信料金や端末代金の残債が残っているユーザーの回線利用を止める権利がある。
ところが、手持ちの端末を第三者に売ろうとすると、過去の取引履歴が問題となる。債務が残っていて支払いをしないと、利用停止になってしまう。
各端末にIMEIコードが入っていて、電話会社のサイトで、利用状況の検索ができる。状態は○△×で表示される。
○ 残債なし
△ 残債あるが不履行なし
× 不履行があって回線利用不可
ということなのだが、△であっても、将来的に利用制限がかかることはほとんどない。大半の人はきちんと債務を返しているのである。Wi-Fiデバイスとして使うなら、×であっても何ら問題がない。
ところが、△や×のデバイスは、取引価格が3割から5割も安い。顧客から苦情が出るのを恐れて、中古ショップが買い叩くからである。オークションでも安く落札できる。気にせず、積極的に買うべきだ。