韓国は100年後には消滅する

韓国社会の現在 超少子化、貧困・孤立化、デジタル化 (中公新書)

合計特殊出生率0.92

日本よりもずっと厳しい韓国の少子高齢化に直面した韓国政府は、多くの少子高齢化対策を行った。

これらは、日本がこれからやろうとしている政策のモデルケースであり、社会実験でもある。

結論だけ言えば、全部ダメ。

児童手当拡充、教育費補助、保育所無償化と増設。

これらをすべてやったのだが、晩婚化は進行し、出生率は回復せず、女性はますます結婚出産を嫌うようになっている。

男女の所得格差が接近した社会では、結婚は生計の手段としては役に立たず、むしろ、女性に家事育児を押しつけられるので、女性が結婚を嫌うようになる。

韓国の男女平等化は日本よりさらに徹底していて、所得格差も小さいために、よほど金持ちの男性でなければ、結婚できないのである。

しかし、まだ、移民が残っている。

 韓国は、いずれ北朝鮮と合併して人口問題を解決できると思っているらしいのだが、北朝鮮も、ほどほどに少子高齢化進行している(合計特殊出生率1.8)ので、あまり効果はないだろう。

2115年の予測では、韓国人口は1168万人となり、現在の1/5のミニ国家になっている。政体が存続するかどうかも怪しい。北朝鮮と一緒に、中国に合併されてるのではないか。

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日韓人口未来予測