サービスや製品の水準について、顧客が評価サイトに直接レビューを書くということが普通になった。
しかし、すぐに思いつくだけで、問題点が3つある。
- 自発的にレビューを書くには理由がある
レビューを書くのはめんどうくさい。満足していたり、無問題なら何も書かないが、不満があると山ほど書きたくなる。放置すると、不満足なレビューばかり増えてくる。 - ステマ
ステルスマーケティングという古典的な問題がある。特にAmazonでひどいらしい。Amazonがステマ請負屋を民事で訴えたことがある。 - 人格批判
Amazonで何度も見たのだが、本のように、個人の人格の反映のように見える商品の場合、人格批判になりやすい。冷静に商品としてどうなのかという評価にならない。
商品によって、対策は違うと思われるが、私がよくやるのは、
レビュー数で比較する
というものだ。
めんどうくさい長文のレビューを書いてくれる人がたくさんいる商品は、売れている。売れていることと、良い商品なのかどうかとは別なのだが、売れている限りは、それほど大きな問題はない。ステマも費用がかかるので、膨大には作れない。