病院の通信システムのお粗末さ

診療情報提供書の送受信はファクシミリと郵便である。

最初にファクシミリで伝送して、後から原本を郵便で送るのである。

いい加減にウンザリしているのだが、加えて、先日は以下のようなトラブルがあった。

病院のファクシミリが故障している!

送信しても送れない。どうやら相手のファクシミリが停止しているようだ。

代表電話で問い合わせたが、すぐにわからないので、コールバックするから電話番号を教えろという。

ナンバーディスプレイ機能がない電話機を使っている!

「この電話番号です。表示されてるでしょう」

「こちらの電話機には番号表示機能がないので口頭で教えてください」

ところが、自分の使っている電話機は貸与された電話機なので、電話番号を知らないのである。電話機を操作しないと番号が表示されない。手間がかかるので、イラッとくる。

代表電話がコードレスにすらなっていない!

搬送先の医師と話をする必要があったのだかが、ひどく時間がかかった。コードレス子機がないらしくて、医師が処置室から代表電話のところにまでやってくる必要があったらしい。

電話とファクシミリという前時代的なシステムですら、病院は使いこなしていないのだ。