就職ハウツー本として、かつてベストセラーとなった本がある。私も買った。
この本は、言語的コミュニケーションだけを取り扱っている。
しかし、人の会話には、非言語的コミュニケーションの要素も強い。
何を言うかではなくて、どのように言うか、応募者の外見、口調、表情、身振り手振りで大半が決まってないか?
特定資格や技能や経験を必要とする採用ならともかく、新卒採用だったら、気の利いたことを言うとかではなくて、「人となり」の方が重要じゃないの?
それなのに、これまで、面接本で、非言語コミュが無視されてきたのは、録画録音と再生デバイスが必要だからだ。
しかし、現代は、ITデバイスが急速に発達普及した。今や、スマホだけで、録画と編集と再生ができる。
自撮りスタンドを用意し、スマホで自撮りしながら、協力者に模擬面接をしてもらう。いなくても、面接をされてるつもりで、話をしてみる。
これだけで、ずいぶんと会話の印象が良くなる。自己意識と客観画像との食い違いがわかると、修正しやすい。