水道が停止して、最も困るのはトイレである

水道が止まったときに、すぐに困るのは、排泄だ。

飲水は日頃からポリタンクに貯めておけばどうにでもなる。1日2リットルとしてポリタンク1個もあれば10日はもつ。

ところが、排泄は簡単ではない。排泄物を無臭で衛生的に処理しないと、すぐに住居は暮らせなくなる。

多くの「簡易トイレ」が市販されているのだが、どれもピンとこない。

 組み立て式の便座までついている簡易トイレは大きすぎて自宅に置けないし、かといって、自動車用品としての「小便袋」では容量が足らない。

ライフラインが復旧するまで、少なくとも10日は耐久できなくてはならない。

とすると、以下のような、既存の便器を利用し、吸収剤と汚物袋をセットにした製品がいいんじゃないか。

驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット【凝固剤、汚物袋、BOSの3点セット ※防臭袋BOSのセットはこのシリーズだけ!】 (50回分)

1回あたりのコストは100円である。

凝固剤だけを購入して、汚物袋を安く手に入れればコストはもっと下がるのだが、それは施設経営者が考えればいいことだろう。家庭用には50回分で十分と思われる。トイレはせいぜい1日5回くらいだからだ。