2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナウイルス流行を奇貨として、オンライン診療は普及するかもしれない

https://www.sumahoshin.or.jp/ 扱える薬の種類が限定的であること、初診は対面でなければならないことなど、制約は多いが、クリニックにも薬局にも行かずに、処方薬を郵送で受け取ることが可能になっている。 これが、最終的には、医薬分業の終焉につながる…

人生相談をすると怒られる

私は、かつて、購読していた雑誌の人生相談コーナーに、手紙を出したことがある。 「今やっていることが、自分の将来にどうつながるのか見えなくて、疲れてしまっている。どうしたらいいだろうか」 というような話だ。 若い人の相談としては普遍的だし、非難…

ダークモードは白内障に優しい

高齢化が進行している日本では、軽度白内障患者は非常に多い。 https://machida-ichou.com/column/%E7%99%BD%E5%86%85%E9%9A%9C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6 日本人のうち、4000万人、ほぼ三分の一が白内障になっている。 白内障の自覚症状は「眩し…

Win + V のショートカットで、クリップボードツールが不要になる

【Windows 10最新機能】クリップボードが大幅に進化! 履歴&同期機能の使い方 | できるネット Windows のユーザーは大半がクリップボードツールを使っている。標準では、クリップボードはコピー1回分しか記憶していないので、コピペを大量にやろうとすると…

それでも長生きしたい人へ

苦痛の少ない老後を送るには、以下の処置が必要です。 膀胱瘻前立腺肥大でなくても、排尿機能がおかしくなって、導尿カテを膀胱に留置しないといけなくなる人が多いです。これはすさまじく不愉快であり、慣れたら慣れたで、自発的に動く気力がなくなります。…

自殺も尊厳死も実行は簡単なのに、誰もやらない

「自分は長生きしたくない。苦しみたくないだけだ」 という人が世間の多数派である。その気持はわかる。 解決策は簡単だ。 病気や障害で苦痛の水準が上がってきたら、自殺すればいい。 私はいつでも死ねるように、自殺手段を用意している。 自裁できない場合…

患者に迎合すると、抗菌薬治療は低用量長期投与となる

抗菌薬治療において、標準的なテキストやガイドラインと比較して、臨床で実際に選択される処方は、低用量長期投与である。 本来、こういう治療は好ましくない。耐性菌が選択され、肝酵素が誘導され、有害作用が起こりやすいからだ。 最低作用量よりも低用量…

医学部受験でもっとも重要な要素は、田舎暮らしを受け入れること

この本に詳しく書いてあることだから、読んでもらえばいいのだが、要点を書くと、 日本の医療格差は9倍 医師不足の真実 (光文社新書) 作者:上昌広 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2015/02/17 メディア: 新書 人口あたりの医学部定員数は西高東低であり、特…