想定外のできごと

世界に危機が迫る、クライシス系の小説を散々読んできたんですが、想定外だったことが2つあります。

  1. 隔離のために経済活動を止めてしまう
    伝染病流行時における隔離は標準的な対策ですが、これまでは、感染者と非感染者の区別が容易だった。両者を区別できないから、全員の接触を禁止してしまうという荒っぽい手法は、SF作家も考えていなかった。
  2. 急激な需要増加に日用品が枯渇する
    マスク、消毒スプレー、使い捨てグラブなど、原料供給や費用では特に制約がない品物が枯渇しています。3ヶ月で需要が10倍になるような状況では、供給増加が追いつかない

今後は、医薬品や医療器具の枯渇が起きるでしょう。これからが危機の本番なのです。

打ち切り漫画によくある言葉です。

「まだ物語は始まったばかりだ」