歳を取ると、誰もが病気しやすくなります。
特に心房細動の罹患率は高く、80歳を超えると10%に達します。
http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1382.pdf
すぐに死ぬわけではないから、なんとなく放置している人が多いのですが、脳梗塞の原因になり、老後のQOLを著しく下げます。
かつては心房細動を抗不整脈薬で管理するということをしていましたが、カテーテルアブレーションという根治治療ができたので、できうるなら、アブレーションするのがいい。
https://cardiovasc.m.u-tokyo.ac.jp/consultation/diseases/catheter-ablation02
事前の検査と4日くらいの入院で終わるし、安全性も高い。
しかし、アブレーションは認知症老人ではできません。入院中の管理が難しいからです。
初老期にさっさと治療すべきでしょう。