素人医療のヤバさ

睡眠薬を大量内服とかいうのは、プシコ系の人の仕業で、普通の人はやりません。 

抗生剤を自己判断で内服ということもめったにない。

多いのは、

「皮膚にできたオデキを針でつついて潰した」

「挫創にイソジンをぶっかけて消毒した」

「グラグラしている歯を自分でエイヤっと引き抜いた」

などです。

どれもろくなことになりません。

一番ひどい話が、

「グチャグチャの床ずれに直射日光をあてて乾かした」

というものです。日光あてたら、消毒になると思ったのでしょうか。

近代以前の外科治療では、傷口を焼くものが多いが、どうしてそんなことをするのか、まったくわからない。昔は細菌は未発見だから、消毒という概念もなかったと思う。