1.私は自分の「山月記」の好き嫌いを主張していませんし、あなたが「山月記」を好きかどうか聞いていません。
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) February 1, 2019
2.私は「山月記」が国語Bで100%採用されている一方で、高校生の多くが教科書が読めていない実態を示す数万のデータを持っており、国語とは何をする科目なのか不思議に思っています。
誰も読めない、難解な文学作品を教科書に採用して、国語科は何を目的に教育をしているのかという指摘。
確かに、読めない。冒頭の漢文調の序文もアレだが、本文だって相当読みにくい。現代日本語の標準的な文章から外れている。
数学や物理もわからない生徒が多いが、少なくとも、「わからない」を「わかる」に変える努力はしているだろう。しかし、国語は、生徒が教室で誰かが朗読するのを黙って聞いていればそれで良しとしてしまうのである。