以下の絵は、賭博黙示録カイジにおける非常に有名なカットです。
「たかが金を手に入れるのに命をかけるのはおかしい」
と重債務者たちが不平を述べるのに対して、中間管理職(笑)利根川が彼らを叱って言う。
「1000万円や2000万円といったまとまった金を貯めているやつらは、受験競争や職場での競争に勝ち残り、何十年も地道に働いて、ようやく金を貯めたのだ。お前らは忍耐力や根気が足らなくて遊んでばかりいた。そのツケを精算し、大金を得るには、命を賭ける以外にはない」
著者、福本伸行氏の本音が出た部分です。
賭博マンガばかり書いている福本は賭博を礼賛しているのではない。賭博で大金を得るには、死を覚悟せねばならないと言っている。彼のマンガの登場人物たちは、命を賭けて賭博をやる。
この辺はそのとおりなんだが、以下のページは、
「だから俺の情報商材に金を突っ込め」
という斜め上の話になっている。