一人暮らしである限りは大した問題にならないが、施設では、トイレットペーパーの補充は深刻な問題になる。消費量が多いからだ。
1個50円とか100円の品物だから、コストは問題ではない。補充回数を減らす方が費用節約になる。
「個室にスペアをたくさんストックする」
では解決にならない。公共施設では、未使用品を大量に置くと、利用者がすべて持ち帰ってしまう。たかがトイレットペーパーでも、目についた品物は持ち帰るのが、今の利用者のマナーなのだ。
実験によると、毎回、大便で0.5mは使う。シングルかダブルかでは、消費量は大差ないのだそうだ。
つまり、トイレットペーパーの交換回数を減らしたければ、
- シングルにする
- ロングタイプにする
の2つを実行すればいい。
ロングタイプは、通常のトイレットペーパーがシングル50mであるのに対して、100mとか200mも巻いてある。紙は若干薄いが、大きな差は密度だ。買ってみると、ロール外径は同じだが、より固くて重い。
以下の製品には、加えて、芯がない。使い終わっても芯を捨てる手間がない。芯があると、便器に詰め込まれてトイレが壊れる。
エルヴェール トイレットペーパー 200m×6ロール シングル 芯なし