防災頭巾とマスク

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COVID-19が今後どうなるのかはわからないが、過去の災害の教訓からわかることがある。

一度始まった慣習は簡単には止められなくて、私達の生活の手かせ足かせになるということだ。

防災頭巾」は、太平洋戦争末期の都市空襲の頃の防災対策として使われ始めた。頭上から、爆弾の破片が降り注ぐなら、一定の効果はあるだろう。

しかし、いまだに現在も防災頭巾(あるいはヘルメット)が学校に配備されているのは、なぜなんだろうか。空襲対策ではないだろう。

防災訓練が関東地震(1923)が発生した9月1日に行われることから考えても、地震災害の防災を考えていることは明らかなのだが、防災頭巾やヘルメットが、地震防災に役に立つのか?

我々は、COVID-19が流行しなくなった未来においても、ずっとマスクをし続けることだろう。意味もわからずに。