町内会の回覧板で、「これからのまちづくり」に関する意見を求められた。
ゴミは分別しないで燃やしてかまわないのだが、それ以上に腹がたったのは、
1.ゴミ箱があると危険物を入れられる
2.家庭ゴミを入れられる
という、もはやパターン化した回答だ。
過去のテロ事件で、ゴミ箱に爆弾や毒物を放りこまれたことはない。
そもそも、公共の場に、なにか危険物を放置されたくないのなら、街路樹の植え込みも、蓋のされていない側溝も、公園の遊具も、何もかも撤去して、完全に見通しのきく平面にしなきゃならないだろう。
家庭ごみが公共ゴミ箱に放り込まれて何が悪いのか?ゴミの総量は同じなんだから、どこに捨てても、収集と処理のコストは同じである。
公共の場にゴミ箱を置きたくないのは、政府が管理コストを使いたくないがための言い訳でしかない。
ゴミ集積所の管理コストは住民の自主活動で負担するから無償だと思っている。分別回収をやらせたがるのは、分別する住民の手間は無償だと思っているからだ。