ゴミを分別せずに捨てる

人が生活している限り、毎日、ゴミは出さないといけない。排尿排便みたいなもので、一刻も止めることができない。

トイレが乏しい施設とかエリアは落ち着かないのと同様に(身体障害者の暮らしにくさの大半は排泄の不自由である)、ゴミ出しが不自由な地域は暮らしにくい。

今、住んでいる地域は、可燃ごみ以外のゴミ出しが最高に不便で嫌になっている。

  • 回収間隔がやたらと長く、しかも回収時間が短い
    月1回収で、しかも朝方2時間しか回収しないのである
  • 回収場所がやたらと遠い
    人口がそんなに少ないのでもないのに、集積所が遠く、しかも、いくつかの集落ごとに1つしか設置あれていない。
  • 分別が無意味に細かい
    金属缶をスチールとアルミに分別するのみならず、缶の蓋と本体は別に回収している。紙や布の分別などやってられない。不燃ごみも憶えるのが苦痛になるほど細かい。

最初のうちは、不燃ゴミ資源ごみが溜まってきたらゴミ回収業者を1回5000円で呼んで、始末してもらっていた。

しかしながら、よく考えたら、不燃ごみ資源ごみは、可燃ゴミに混ぜてだせばいいのだ。

有害重金属や燃料や爆発性のある電池は、専門業者に回収依頼するのだが、プラスチックや小型家電製品の類は、分解して小さくして可燃ゴミに入れている。紙布容器プラはもちろん可燃ごみだ。

この決断をしただけで、私のゴミだしは週2回の可燃ごみと年2回くらいの自費有料回収で足りるようになった。

ゴミ出しルールを無視するだけで、ストレスが激減し、この地にまだ住んでいけると思い直している。