「高齢になると借家契約できない」は本当か?

高齢者になって持ち家がないとどうなる?「一生賃貸派」の残酷な末路(沖 有人) | マネー現代 | 講談社(1/3)

賃貸、持ち家論争は、最終的なリターンの損得に加えて、高齢になってリタイアした後の賃貸契約問題を考慮して、「持ち家でないとだめだ」という方がいらっしゃる。

この人は「独身だからこそ家を買うべき」という意見だ。

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しかし、

「高齢でも、年金含めたキャッシュフローがあれば家は借りることができる」

という反論がある。

また、私が不動産業者から聞いた話では、

「銀行預金が家賃の6ヶ月分以上あれば、保証会社は審査対象とする」

ということであり、所得ゼロでも門前払いではないようである。

連帯保証人がいれば、所得ゼロの学生ですら賃貸契約ができるのだから、特に問題はない。連帯保証人を確保することは、高齢でも可能だろう。家賃6ヶ月分くらいを保証料として保証人に渡せばよろしい。

また、完全引退後に、賃貸にこだわる理由はない。家を買ってしまえばいいのだ。

通勤のために、我々は居住地が限定され、賃料が高い地域に無理矢理住んでいるのだが、仕事を引退してしまえば、気候のいい地域に移住できるのである。以下の分譲マンションなんて、今すぐにも移住したいくらいだ。10年住むと、「家賃」は月額3万円でしかない。修繕積立金を加えても、35650円である。

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