コスパのいい職業選択

何かをやらねばならない使命感とか、特定分野への興味がない限り、最小の労働で最大の所得を得られる職業を選ぶのが合理的選択だ。効率が良ければ、労働時間を短縮しても悠々と暮らせる。

その点で、日本における医師という職業はおいしい。

週2程度で、なんとか暮らせる。年収600万円くらいになる。

残りの5日で何をするか?やることがないんじゃないか?というのは、仕事中毒の人の先入観で、いくらでもやることがある。

散歩して風呂に入って食事をして本を読んで寝るのである。これで、十分に楽しい。

週5働く人だって、残りの2日は似たようなことをしているのだから、ストレスのない日が週2から週5に増えたらうれしい。

しかし、色々な人がいる。

研究をしたり、海外医療援助に行ったり、教育ポストで学生を相手にしたりする。

それらがやりたいなら、かまわない。尊敬もしないが、軽蔑もしない。

しかし、私は関心がない。

子供を作るのも、関心がないからやらない。

自分の遺伝子は周囲の人間とほぼ共通なんだから、自分の遺伝子を残す理由がない。費用を政府が負担してくれるならやってもいいが、そうではない。莫大な個人負担があるから、まっぴらごめんである。