北欧の高齢者比率は、日本より3割少ない

世界の高齢化率(高齢者人口比率) 国際比較 – Global Note

北欧というと高福祉国だと言われているが、そもそも高齢者比率は日本よりもずっと少ないのだ。

日本が世界一の27%なのに対して、スウェーデンノルウェーデンマークフィンランドのいずれも21%以下であり、高齢者比率は、概ね3割も少ない。

しかも、日本の高齢者比率の増加速度は、過去も急激だったし、今後も急激に増加するのに、北欧は、ほとんど動かない。

ゆっくりと高齢化し、人口構成がほぼ静止している国と、急激に高齢化し、さらに今後も高齢化する国とでは、高齢者福祉の水準は違って当然だろう。

これだけ悪条件があるのに、いまだに老人虐待もニグレクトもめったに発生しない日本は、よくやっている方だと思う。