合計特殊出生率1.4社会で高齢化を止めるには、毎年3割以上の移民が必要

昨年の出生数は92万でした。

http://www.ipss.go.jp/index.asp

精密な人口推計はここに書いてありますが、もっと単純かつ大雑把に静止状態の人口推計をします。

合計特殊出生率1.4が永続的に続くとすると、置換水準(人口が静止する水準)が2.1だから、出生数92万を維持するために必要な0歳人口は、

2.1 / 1.4 * 92万 = 138万

 となります。

現在の出生数92万人を維持するためにすら、さらに、46万のゼロ歳移民を足さねばならない。

138万の0歳人口によって維持される総人口は、平均寿命が85歳とすると、1億1730万人となります。

総人口が少なくていいならば、移民も少なくていいが、割合は一定です。

現在の人口を維持し、かつ、高齢化も止めたければ、国民の3人に1人が移民となるのです。