生活に困窮して福祉行政に連絡をとると、冷たい対応をされたとか、門前払いされたとかいう話が多いのですが、そうなる理由は二つあります。
- 福祉担当者に専門知識がない
市町村の福祉担当者は、人事異動したばかりで、ろくな知識がないことがあります。長い歴史的経緯で複雑怪奇な構造になっている福祉を理解するには、英文法よりもずっと多くの学習時間が必要なのに、熟練者を育成するような人事になっていない。 - 不可能なことを要求している
扶養照会をせずに生活保護を支給してくれとか、資産を処分せずに金をくれとか。四輪自動車まで資産だから処分しろと言われても、生活に困る地域があるが、それも大して考慮してくれない。
1なのか2なのかが窓口ではわからないことがあり、金を払って相談しないといけない。しかし、生活困窮者には金がないのだから…となると堂々巡りになります。
専門家への相談料すら払えないほど困窮する前に動かねばならない。