意外と保守的なネット民

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紙の通帳を原則廃止

この記事に対して、ヤフーでアンケを取ったら、廃止反対が8割だった。

ネットユーザーでも、情報電子化に消極的なのだ。私は軽い衝撃を受けた。

すでに多くの銀行では通帳レス口座を選べる。途中から通帳レスにすることもできるし、通帳つき口座にもできる。

だから、何を今更という感じがするのだが、彼等は通帳つき口座を作って記帳してみたいのだ。

私はネット銀行と在来型銀行に口座を5つ持っているが、すべて通帳レス口座である。

格安スマホも、普及率は20%を超えない。

私は楽天モバイルユーザである。

放送大学も、卒業を目指す全科履修生は1万人で、シェアは2%くらいでしかない。

私は放送大学科目履修生である。

テレビ普及率は90%もある。

私はテレビ電波受信機能があるデバイスは一つも持っていない。

人々は保守的であり、便利でコスパがいいサービスがあっても、大して使おうとしない。変更が面倒くさいのだ。

進学就職結婚に伴う転居すらいやがり、手近で済ませようとする。

首都圏の人々は、田舎に行きたくないので、東京の私立医学部に入学し、3000万円を余計に使う。

私は関東に生家があるが、中部の国立医学部に入った。入試難易度が低くて学費が安いからだ。そこで卒後研修を含めて10年過ごした。医局を辞めたあとは関東の僻地で働いている。給与がいいからである。

人々は慣習や怠惰のために、経済合理的には行動しないで余計なコストを払っている。賢い行動を取れば、人生は楽になる。