人は死ぬまで元気で生きていられるわけではない。
寿命の来る日まで、頭と体の能力が低下した状態で生きねばならない。
厚労省のサイトを見るだけで、次のことがわかる。
男性は80歳で38%が死んでいて、残り62%のうち23%は要介護状態である。
80歳で、生きていて、かつ、要介護でない男性は48%しかいない。
85歳時には、健常な男性は30%になる。
こんな状況で、家計とか資産とか議論すること自体がバカバカしくないか?
たとえ80歳で「矍鑠と」していたところで、一体何ができるだろうか?
「老後」とは、せいぜい、80歳までだろう。それ以降はどうでもいい。