東京メトロは、売店の店員には従業員休憩所すら利用させない

「正社員のように外食できない」東京メトロ売店の非正規女性が訴え 高裁は一部認容 | ニコニコニュース

さらに、「私たちは低賃金のため正社員のように外にごはんを食べに行くことはできません。ホームの椅子に座っておにぎりを食べています。休憩の度に、同じ仕事をしているのになぜこうなるんだろうというストレスを抱えてきました」とつらい気持ちを語った。

外食云々は余計な話だ。

非正規職員は、東京メトロの従業員向け休憩所すら利用させてもらえなくて、ホームのベンチでおにぎり食べてた差別待遇が、屈辱で我慢ならないってことだよ。正規職員は休憩所を使えたはずだから。

賃金よりも、福利厚生の差別待遇の方が、より不公平感を醸成し、不満の原因になることがある。正規職員にはロッカーがあるのに、非正規職員にはロッカーがなかったりしたら、それだけで不満が高まるだろう。

職種が違う職員を一律に扱うことはできなくて、賃金水準で差をつけることは経営上やむをえないが、金のかからない福利厚生は一律にした方が良いと思う。