入院患者の箸スプーンコップ問題

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入院を体験すると、すぐに気づく理不尽さがある。

やたらと持ち込む物品が多い。

自分が身につける衣服や洗面道具は当然なのだが、箸スプーンコップ(湯呑)を持ち込めと言われて、びっくりする。

病院以外のどんな宿泊施設に泊まっても、こんなものを持ってこいと言われることはない。

用意するのはいい。病院内で買うこともできる。問題はそこではなくて、食事ごとに自分で洗面所で洗浄させられることだ。

手先が不自由な病人には無理だし、手に点滴がつながっていたり、目の手術で目が開けられないような人には、箸スプーンコップの洗浄なんてできない。

できない人は、病院職員が代わって洗浄してくれることもあるのだが、手伝ってくれる職員に、

「なぜこんな理不尽なことになっているのか」

と聞いても、誰も答えてくれない。わからないらしい。

Yahoo知恵袋にも、何度も質問が上がっているのだが、回答者は全員が「衛生面とコスト」と答えている。

バカじゃないの?

患者が口をつけるのは箸スプーンコップだけじゃない。配膳された皿にも口をつけるんだよ。衛生面が気になるんだったら、皿まで含めて個人持ちにしないといけないだろう。

食洗機を使っているんだから、箸スプーンコップまで入れても、追加負担は大したことはない。だって飲食店やホテルはすべて食洗機でそれらを洗浄しているんだから。

つまり、箸スプーンコップを持参させる理由は、衛生面でもコストでもない。