収集物を捨てると気が楽になる

2016年ごろ、私は長年集めてきた収集物を大量に捨てた(中古ショップに売り払った)。

本、プラモ、フィギュア、追記型光学ディスクなどだ。

1人暮らしなのに、3LDK70平米もある広大なマンションが埋まっていた。

賃貸住宅というのは、標準的な家族構成に合わせて設計されているので、ただモノが多い人向けにはなっていない。有利な転職オプションがあっても、住宅が見つからなくて、転居できなくなる可能性がある。

モノが多くて転居できないのは、家族がいて転職オプションが行使できないみたいなもので、非常に不利だ。

最初は、

www.webtrunk.co.jp

を使っていた。専用の特大収納箱に、荷物を入れて送り返すと、倉庫で預かってくれて、必要なときは自宅に郵送してくれる。中に何が入っていたのかは、写真にでも取って記録しておけばいい。

これをやってみてわかったのは、目の前からモノがなくなると使わないし、実際に必要になることもないということだった。

モノの9割くらいは要らないことがわかり、私はそれらを中古ショップに売却した。

物が減って、私は気が楽になった。

身も心も軽くなり、積極的に移動できるようになった。

30年やってきたアニメのエアチェックもスッパリと止めた。これで、衛星放送受信機もHD録画装置も光ディスクも不要となり、物も減ったし、心も軽くなった。見たいコンテンツがあったら、オンデマンドで見たり、媒体を買えばいいのだ。持っている必要はない。

モノだけではなくて、自分を拘束するこだわりとか執着とか習慣も捨てて、身軽になって死にたい。