医学部進学の競争率はひどく低い

世間感覚では、「国公立医学部に入れば学費は安くて、就職後の所得は高い。しかし、入試は最高レベルに難しい」となっている。

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国公立医学部の合格難易度は、中位校で概ね65である。

偏差値65の学力とは、上位7%、15人に1人程度の学力を意味する。

この世の中で、トップ7%程度で就職できる分野が他にあるだろうか?

学問、芸術、スポーツ、ボードゲームなどを見渡すと、どの分野でも、生活できるボーダーは、偏差値73、トップ1%くらいじゃないか。

それらの分野では、なんとか就職できても、生活レベルはギリギリであって、年収1000万円以上がコンスタントに得られる医学部進学コースとは全く世界が違う。

数年まじめに勉強する気力さえあれば、国公立医学部入試は決して難しくないし、誰でも卒業できて、医師国家試験にも合格できるのである。