1945年11月の人口ピラミッド

沖縄研究・民俗学者、北村毅氏による、1945年11月の人口統計。

何が起きたのかが直感的にわかる。

  1. 本土では、兵役年齢である21-35歳くらいの男性が極端に減っている。
  2. 沖縄では、16-45歳男性まで減少しており、少年や中年男性まで動員して戦闘が行われた。20代男性は全滅している。

北村氏は、最も戦死した25歳未満男性に、当時、選挙権がなく、決定権を高齢者に握られたままで動員され戦死したことを非難している。

今の高齢者福祉も同様だとしている。

戦争の「犠牲」のリアリティー:当事者不在の政治の行く末にあるもの/北村毅 - SYNODOS

日本本土1945年11月人口ピラミッド

沖縄1945年11月の人口ピラミッド