学費を3000万円出せる人が受験する不正入試

文科省幹部の子弟の不正入学、公開されていない恣意的な合否判定、男女差別はおろか、職員子弟の優遇、他国では25歳以上の入学も珍しくないのに、浪人生を差別していたこと、グループ大学の歯学部卒業生の優遇編入措置、特定地域出身者の優先入学。

どれも言い訳しようのないひどい情況で、そして多分、誰も責任を取らずに、数年でウヤムヤにするんだろうが、あまり怒りを感じないのは、私立医科大学だからだろう。

学費は最低でも3000万円、それに逸失所得を含めたら、最低でも4000万円くらいはかかる。

これだけの金を親が出せる裕福な家庭の子弟の進学で、不正行為を正すといっても、決して、弱者を助けるという印象にならない。