インフルエンザワクチンは、幼保小中高で集団打ちしていい

インフルエンザQ&A|厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002c06s-att/2r9852000002c0bx.pdf

過去に(今でも)インフルエンザワクチン接種後に重大な副反応をおこしたり、死亡したりする例がある。明確な因果関係はないのだが、接種と副反応とが、時間的に近接していれば、副反応事故として、補償金が支払われる。

事前に問診票に記入してもらって、それを読んで、特殊事情がないかどうかチェックし、接種後の急性の副反応に備えて、医師が、ボスミンや生食輸液を持って待機する程度の用意はしているが、それ以外の安全対策はない。患者の過去のカルテを引っ張り出して、患者の特殊事情を調べたりするようなことは行われていない。

病院や診療所でやっている個別接種と、学校で集団接種する場合との差はない。

現在、事業所ではワクチン集団接種が行われ、特に何の問題も起きていないのである。私も駆り出されたことが一度ならずある。

70年代にやっていたように、学校でのインフルエンザ集団接種を再開すべきである。あのころは、注射針は使い回しだったり、ボスミンも輸液も用意していなかったので、それに比較したら、現在の集団接種ははるかに安全だと思う。