給食に牛乳は要らない

微量栄養素に関連する(管理)栄養士さんたちの発言を読んでいると、

「何がなんでも食品から摂る」

という前提がある。

栄養士が食品に固執する理由は自明である。

「栄養素を食品で摂る」前提を放棄したら、栄養士が不要になってしまうからだ。

彼らは食品交換表で食べている。

しかし、我々はそんなことは知ったことじゃないのである。

必要な栄養素が、安価で確実に摂取できることが重要なんであって、その手段が、食品でもサプリメントでも医薬品でもかまわない。

栄養士のメンツに振り回されているのが、学校給食だ。

苦手な子も…給食が「米飯」のときの「牛乳」、出される理由は? 今後も続いていく?(オトナンサー) 学校給食で出てくる飲み物といえば「牛乳…|dメニューニュース(NTTドコモ)

米飯にも牛乳をつける理由は、カルシウムだというのである。

しかし、カルシウム摂取は、米飯にカルシウム強化フリカケをつければそれで解決される。乳糖不耐症や好き嫌いの多い牛乳を、莫大な流通経費をかけて学校給食に入れる必要はないのである。