ミシンに学習効果はあります。
— 陰山英男 (@Kageyama_hideo) January 24, 2019
でもそうなると教材は減らず、新しい教材が入ってきます。そして、すでに限界を越えています。
その結果、勤務はブラック化し、教師志願者は減り、若手の退職も相次いでいます。 https://t.co/Tv19bzg7BB
2020年度以降、小学校ではプログラミングが必修となる。同時に英語も必修となる。
ところが、家庭科ではミシン実習の廃止すら思うに任せない。
「使う人いないからミシン実習ぐらい廃止してもいいだろう」
と主張すると、
「いやまて、こんなに使いみちがある」
と抵抗勢力が現れる。
教育とはこういう世界なのだ。足し算だけがあって、引き算がない。
同じようなプロセスを経て、薬学教育では、今も、生薬(生物由来の薬効物質)の原料植物名を憶えさせたり、その合成経路を暗記させたりしている。
小学校はまだいい。どれだけ詰め込んでも、小学校が8年制になったりすることはない。
薬学部は、「何も廃止できないくせに、新しい教育内容を詰め込む」結果、6年制になってしまった。薬剤師を取らないなら4年で卒業していいのだが、この場合は農学部や理学部の卒業者と何ら変わらない。