進学を諦めて高校中退するのは、「絶望」ではなくて正しい判断

学費のためパパ活までした16歳が語った"絶望" | おとなたちには、わからない | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

浮気捜査のために、父親の車中の録音の書き取りをやらされたとか、母親に暴力振るわれたとか、学費を貯めようとしてパパ活(笑)したが気持ち悪かったとかいう話は、読者を楽しませるネタなので、そこは飛ばして読んでください。

この頃、ゆきさんはある夢をもっていました。将来、自分の大切な人々――姉や、祖母の家にいるいとこ(母親を亡くしている)を自分が養って暮らしたい。そのためには、しっかり稼げるよう薬学部に進んで、薬剤師になりたい。

 それなら仕事は必ずしも薬剤師でなくてもいいし、いまの高校に無理に通う必要もない。通信制の高校に入り直してもいいし、高認高等学校卒業程度認定試験)を受けて大学に進学してもいい。そんなふうにいろいろな可能性を考えた結果、冒頭の「今日、高校をやめてきたんです」に至ったのでした。

 ここの判断はまったく正しい。