外来の支払いは後日でいい

電子カルテによる自動化の一つに会計がある。電子カルテのおかげで、劇的に会計が速くなった。

会計入力を手作業に戻した場合、待ち時間が長引くが、患者にその場で窓口負担金を支払ってもらう理由はどこにもない。会計待ちせず、すぐに帰ってもらってかまわない。

保険証番号により、本人特定はできているのだから、その場で窓口負担金を支払う必要はない。後から請求すればいい。

患者は死亡したり、外国にでかけたりしない限り、いつかは再診したり、別医療機関にかかったりするのだから、その時に、後払いで、前回の窓口負担金を請求すればいいのだ。受診医療機関が別でも、代行徴収はできる。

電子カルテ共有ができなくても、レセプトデータだけ共有化すれば、上記のことは可能である。すでにレセプトデータベースは個人ごとに一元化されているのだ。