30年前のお看取り

病院で死ぬということ (文春文庫)

この本が書かれたころは、病院で死ぬ患者はすべて心肺蘇生をやられて、ひどい目に遭って死んだ。

蘇生のためならまだいいのだが、家族が臨終に立ち会うために、人工呼吸と心マをやっていた。

  1. 心肺停止
  2. 家族に連絡
  3. 心肺蘇生作業開始
  4. 家族到着
  5. 主治医が家族に「もう見込みありません。延命やめますか?」
  6. 蘇生中止。ご臨終です。

呆れてものも言えないね。

患者は余計に苦しむだけだ。